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形態安定シャツとは?通常のシャツとの違いや洗濯方法・おすすめアイテムを紹介

ワイシャツ

毎日シャツを着なければならない方にとって、シャツのアイロンがけはなかなか大変な作業ですよね。
店舗やオンラインストアで「形態安定」と表記されているシャツを見かけたことがある方も多いのではないでしょうか。
この記事では、形態安定シャツとは一体どういったものなのか、通常のシャツとはどう違うのか、そしておすすめの形態安定シャツアイテムまでご紹介します。
形態安定シャツを長持ちさせるためのお手入れ方法も紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

形態安定シャツとは?

形態安定シャツとは、洗濯後や着用中にもシワができにくい、型崩れしにくいといった特長をもったシャツのことです。
近年はかなりメジャーになっており、洗濯後にアイロンがけやクリーニングに出す手間がないことで人気の商品です。
特殊な加工を施したり、形態安定性のある原料を使用したりする事で、生地の形態を安定させているのが特長です。ノー(ノン)アイロンシャツと呼ばれることもあります。
形態安定シャツについては、こちらの記事もぜひ参考にしてみてください。
ワイシャツは形態安定にすべき?手間なくきれいなシャツを着たい! 手軽にしわのないワイシャツを着たいけれど、形態安定のワイシャツは高価な気がするし機能性も不安だな・・・と思っていませんか?実は形態安定ワイシャツはアイロンの手間がかから無いだけでく、コスパも良くしわのないワイシャツを着られる便利な製品です。そこで今回は、形態安定ワイシャツの仕組みとその選び方、効果を発揮する取り扱い方法まで徹底解説します。

W&W性(ウォッシュ&ウェア性)とは?

W&W性とは洗濯後のシワの残り具合を表す指標のことで、JIS(日本産業規格)によって等級が定められています。
判定は1級~5級で評価され、外観平滑性評価用標準立体レプリカを使って等級を評価します。
洗濯処理や乾燥処理を繰り返し行い、基準値に適合したものだけが形態安定シャツと記載することができます。

形態安定シャツのメリット

形態安定シャツは、通常のシャツに比べてどのようなメリットがあるのでしょうか?
ここでは3点紹介します。

ほとんどノーアイロンで着ることができる

形態安定と表記されているシャツのほとんどは、洗濯後アイロンの必要がなく、そのまま着用することができます。
少しシワが残っていても、簡単なアイロンがけで済む場合が多いので、加工されていない通常のシャツと比べるとアイロンの手間や、クリーニング代が大幅に削減できます。

速乾性が高いので部屋干しでも乾きやすい

形態安定シャツはポリエステルなどの速乾性の高い素材でつくられていることが多いので、洗濯後も乾きやすいのが特長です。
天候の悪いときや、梅雨、花粉の季節など部屋干しする方は多いのではないでしょうか?
なかなか外干しできない方にとっても大きなメリットだといえます。

型崩れしにくい

シワができにくい形態安定シャツは、型崩れもしにくいのが特長です。
洗濯後はもちろん、仕事などで長時間着用する場合や、出張などで持ち運びする際にも安心です。

形態安定シャツのデメリット

メリットだらけのように感じる形態安定シャツですが、デメリットはあるのでしょうか?
2点ご紹介します。

素材によっては蒸れやすいことも

形態安定シャツは、素材や加工によって通気性が悪くなったり、吸汗性が低くなってしまう場合があります。

毛玉が付きやすい素材もある

形態安定シャツの素材によっては、摩擦で毛玉ができやすいことがあります。
お洗濯の際は、ネットに入れるなどの対策をしておくと安心です。

形態安定シャツの寿命ってある?

加工で形態安定性を付与されたものは、洗濯によりその耐久性は落ちて行くため、残念ながら永久に着用できるものではありません。
長く使い続けるためには、正しいお手入れ方法が必要です。
また、少ない枚数を着まわすよりも1週間分以上の枚数を用意し、ローテーションで着ると生地を休ませられるため、シャツを長持ちさせることに繋がります。

形態安定シャツの洗濯方法

レディースシャツ 形態安定シャツを長持ちさせるためには、正しい洗い方をする必要があります。
洗濯する前には必ず洗濯表示を確認してから洗濯するようにしましょう。

汚れがひどい箇所は事前に手洗いする

襟元や袖などは汚れやすい場所なので、洗濯前に確認しましょう。
洗剤をつけて軽くもみ洗いしておくと、汚れが落ちやすくなります。
皮脂汚れなど頑固な汚れがある場合は、ぬるま湯で濡らしてから洗剤をつけて歯ブラシなどで優しくこするのがおすすめです。

きれいにたたんでからネットに入れる

ボタンを数か所留めてからきれいにたたんで、洗濯用ネットに入れます。
ネットのサイズは、たたんだワイシャツの大きさにぴったりなサイズがおすすめです。
ネットに入れることで摩擦を減らし、生地のダメージを抑えることができます。

脱水が終わったら素早く干す

形態安定シャツは、脱水後は放置せずに素早くハンガーにかけて、色あせを防ぐために陰干ししてください。
ハンガーは型崩れしないよう、肩の部分が太くなっているタイプのものがおすすめです。

形態安定シャツなら「ソロテックス」がおすすめ!

帝人フロンティアの「ソロテックス」は、ポリエステルの仲間であるポリトリメチレンテレフタレート(PTT)を使用した繊維です。
しなやかなバネのようならせん状の分子構造から、ストレッチ性、発色の良さ、ソフトなクッション性などの特性があります。
形態回復性もあり、シワになりにくく、シワになっても取れやすいのも魅力です。
また、他の繊維とも複合しやすく、相手繊維の特性を活かしながら、新たな機能性を加えることができる無限の可能性を秘めた繊維です。

「ソロテックス」を使ったおすすめの形態安定シャツ

SOLOTEX® 形態安定 アムンゼンストライプボタンダウンシャツ (ブルー)


モビリティコンフォータブルシャツ (メンズ)


サフィランリネン リラックス 7スリーブ カプリシャツ

まとめ

形態安定シャツは通常のシャツに比べ、お手入れが楽でアイロン作業を苦痛に感じていた方には画期的なアイテムだということが分かっていただけたのではないでしょうか。
まだ試したことがないという方は、この機会にぜひ取り入れてみることをおすすめします。
「形態安定シャツの肌ざわりが苦手…」と今まで感じていた方でも、近年風合いにこだわったアイテムも登場しているので、ぜひお手にとって確かめてみてください。

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