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スーツの正しい着方!着こなして美しいシルエットを手に入れよう

ネクタイを締める男性

スーツの正しい着方をご存じですか?本来スーツは貴族の衣装であったことから、立ち姿が美しく見えるように工夫を凝らして設計されています。正統派の着こなしをすればスマートに見え、良い印象を与えられるものです。反対に間違った着こなしをすれば、だらしのない人だとみなされてしまうリスクもあります。

そこで今回は、スーツの正しい着方について、基本のルールからコーディネートのポイント、お手入れ方法まで徹底解説します!

正しいスーツの着方

スーツを正しく着用することで、好印象を与えることも可能です。まずはスーツの各部位にスポットをあてて、正しい着方をご紹介します。

ボタン

スーツのフロントボタンは1か所留めが基本です。2つボタンの場合には上のひとつを、3つボタンは上から2つを、段返り3ボタンの場合には中央のみを留めましょう。下のボタンを留めてしまうと、座ったときにしわが寄る原因になります。

襟と肩

肩から首の傾斜に沿うジャケットを選びましょう。またスーツの肩山は自分の肩のトップとちょうど重なる状態が身体に合っているといえます。ジェケットの襟からシャツが浮いている場合は体形に合ったものを選びましょう。

手を降ろした際にシャツの袖が1~2㎝程度のぞく長さが適切です。この長さは、スーツの生地に肌が直接触れないため、袖口の劣化を予防します。

ポケット

ポケットのフラップ(ふた)は室内ではしまい、屋外では外に出しておくのが基本です。最低限の着こなしとして、左右のポケットでしまうか出すかを統一しておきましょう。

正しいコーディネート

スーツを着こなすためには、合わせる衣類や小物にも気を使いたいものです。押さえておきたいポイントをご紹介します。

シャツ

レギュラーカラーやワイドカラーシャツはスーツを美しく見せてくれます。サイズの確認をする際はシャツの襟先がジャケットに収まっているかも確認しましょう。ボタンダウンシャツはカジュアル要素が強いので、ビジネスの場での着用は避けたほうが良いでしょう。

肌着

ドレスシャツはジャケットを着用する前提なので、正式には素肌に着ます。ジャケットを脱いで過ごす場合は肌着が必要ですが、無地のVネックもしくはクルーネックがおすすめです。プリントの入ったTシャツや色物は避けましょう。

ベルト

ベルトはシューズの色と質感を揃えると見映えがするでしょう。またベルトホールは複数ありますが、中央で留めるのが基本です。中央にならない場合には、ベルト本体の長さを調節しましょう。

靴下

スーツもしくは靴に揃えた色の靴下を履きましょう。スーツと靴の色が同じ場合は、靴下も色を合わせるのがポイント。また、座ったときに素肌が見えては相手に失礼です。長めの靴下を着用しましょう。

スーツのお手入れ

スーツは清潔感も重要です。しわが寄っていたり、汚れや毛玉が付いたままのスーツを着用しているとだらしがないと思われてしまいます。定期的なお手入れでさわやかな印象を保ちましょう。

日常のお手入れ

1日中着用したスーツには湿気がこもっています。そのままクローゼットへしまうと生地を傷めてしまうので、ブラシで汚れを落とし、陰干しをしてからしまいましょう。クリーニングは半期に1~2回が目安です。

雨に濡れた場合のお手入れ

ジャケットとパンツを風通しの良いところに干し、しっかりと自然乾燥させます。水分が残るとカビの原因になってしまうので、注意しましょう。型崩れを防ぐためには、ハンガーにタオルなどを敷いた上から掛けるのがおすすめです。

ドライヤーは生地を傷める恐れがあるので、できるだけ使用は避けましょう。また、びしょ濡れになってしまった場合は、クリーニング店にお任せした方が安心です。

汗をかいた場合のお手入れ

汗をかいたままにしておくと、雑菌が繁殖してにおいを発することもあります。汗をかきやすい襟や脇、背中などは水で濡らしたタオルを絞ったもので、汗をタオルに移すイメージでトントンと叩いてお手入れを行いましょう。

スーツは美しく見える着こなしをしよう<

  • 正統派の着方をマスターしよう!
  • コーディネートにも気を配ろう
  • なにより清潔感が重要!
オフィスワークに従事する多くの男性が着用するスーツ。営業マンはもちろんのこと内勤の事務職であっても、正しい着こなしで顧客や同僚に好印象を与えられれば、業務を円滑に進める助けになります。この記事を参考にして、スーツ姿を美しく見せる着方やコーディネート、手入れの方法をマスターしてみてはどうでしょうか。


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