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ポリエステルのにおいは防げる?!原因と対処方法までご紹介

汗を拭く女性

ポリエステルは、においや汚れを吸着すると発散しにくい性質があるため、汗や皮脂が溜まるとにおいの原因になることがあります。しかし速乾性や耐久性に優れているので通年で着用したいものの、汗を大量にかく季節は、においが気になって着用を避ける……。という人も多いのではないでしょうか?

実は、衣服の中でもにおいが付きやすいのは脇や襟など限られた範囲であることが多く、ポイントをしっかりケアすれば、においを気にせずに着用することができます。今回は、ポリエステルのにおいの原因と落とし方、予防まで徹底解説します。

ポリエステルとにおい

ポリエステルは耐久性に優れ、速乾性があるため幅広い用途の衣服に利用されています。使い勝手の良い素材なので年間を通して着用されますが、特に汗をかく季節になるとにおいが気になるということがあるかもしれません。

においとの関係

ポリエステルは、皮脂や汚れを吸着しやすい傾向があります。その汚れが付着した場合に、放出されにくく、においの原因となることがあるのです。

においが溜まりやすい場所

脇や首回りにアポクリン腺と呼ばれる汗腺があり、粘り気のある汗を出します。このアポクリン腺から出た汗をそのままにしておくと雑菌の温床となり、強烈なにおいを発することがあるのです。

ポリエステルのにおいを落とす方法

こまめに洗濯することでポリエステルへのにおいの固着は、ある程度防ぐことが可能です。しかし、においがすでに付いてしまった場合はどのように落とせばよいのでしょうか。においを取る洗濯の方法をご紹介します。

においをとる洗濯の方法


    1、汗やにおいの状態が激しい場合は、他の洗濯物へにおいが移らないように別に洗う
    2、においを発するポイントを部分洗いする※洗濯用の固形せっけんなどを利用する
    3、長時間放置してしてしまい、においが強い場合は殺菌消臭能力の高い粉末の酸素系漂白剤を溶かしたぬるま湯に、漬け置き洗いする
    4、洗剤残りをしないようによくすすぐ※石鹸成分が残っているとにおいの原因になることも
    5、通常通り洗濯機で洗う

注意:熱湯は使わない

綿製品などには煮沸消毒も有効ですが、ポリエステルは高温で変性してしまい、しわになる可能性があるので熱湯の使用は避けましょう。
詳しくは、こちらの記事をご確認ください

ポリエステルに熱湯は危険な組み合わせ?!取り扱い方法を解説
耐久性が高く、速乾性もある石油系合成繊維のポリエステルは、さまざまな衣類に使われています。取り扱いが簡単な繊維ですが、通常の洗濯では臭い残りが気になる方も多いのではないでしょうか?熱湯で洗えば滅菌して臭いも軽減するのでは?と考える方もいるかもしれませんが、ポリエステルと熱湯は相性が悪く、収縮してしわになってしまいます。今回は、その理由とポリエステルの取り扱い方法を解説します。


ポリエステルのにおいを予防する

耐久性の高いポリエステルとはいえ、においをリセットするために強い洗剤を繰り返し使用することはおすすめできません。続いては、においの吸着を予防する方法をご紹介します。

肌着は天然素材

お気に入りの洋服がポリエステルの場合には、汗を吸収してくれる綿などの天然素材を下着に着用することで、においの発生源をポリエステルに移さないようにします。その場合、キャミソールやタンクトップの肌着ではなく、袖の付いたものを選びましょう。

汗脇パット

汗の量が多い人におすすめなのが、汗脇パットです。においを予防するのはもちろんのこと、大切な衣類の汗じみも防げます。簡単に衣類に貼り付けられる使い切りタイプや肌に直接貼るタイプなど、さまざまなアイテムが市販されているので活用しましょう。

制汗スプレー

制汗剤を事前に使用するのも有効な方法の一つです。特に、銀イオンなどが含まれたスプレーは、においを抑制するといわれています。また時間にゆとりがある場合は、汗拭きシートで汗をぬぐっておくと、においの元になる雑菌の繁殖を防げます。

機能性ポリエステル

ポリエステルの肌着を着たい、汗をかきやすい、すぐに洗濯が出来ない、という場合は、「消臭や抗菌」効果を付加した機能性ポリエステルを着用することもおすすめです。においの吸着が少ないので、長く使用できますよ!

まとめ:ポリエステルとにおいの関係を理解して予防しよう!


  • においの原因は汗や汚れ
  • 部分洗いでにおいを落とす
  • 消臭効果のある機能性ポリエステルもある

においを吸着しやすい傾向にあるポリエステル。においを放置すると通常の洗濯では落ちにくくなり、他の部分に移ることもあります。制汗剤を使ったり、消臭効果のある機能性ポリエステルを着用したりすることで、においを防ぎましょう!

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