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ポリエステルのコートはあり? 特徴を押さえておしゃれを楽しもう!

寒くなる季節が近づくと洋服を重ねて着ることが増えるため、アウター選びに心躍る人もいるでしょう。アウターの中でもコートの使用素材にウールやカシミヤを想像する人が多いかもしれませんが、最近ではデザイン性にすぐれたポリエステル素材のコートも非常に増えています。

この記事では、ポリエステル素材のコートのメリットやデメリット、おすすめの商品をご紹介します。

ポリエステルのコートについて

コートの素材といえば、ウールやカシミヤをイメージする方が多いのではないでしょうか。しかし、これらの素材は天然繊維のために虫害にも注意が必要です。暖かいけれどお手入れが大変と感じている人は、ポリエステル素材のコートを検討してみてはいかがでしょうか。

ポリエステルの特徴

ポリエステルのコートにはどのようなメリット、デメリットがあるのでしょうか。

5つのメリット

●防シワ性が高い ポリエステルは形状を保持する性能が高いので、ポリエステル素材のコートはシワになりにくい性質を持っています。昼夜の寒暖の差が激しい季節や屋外と屋内を頻繁に行き来する出張時には、コートを畳んで鞄に収納する回数が増えますが、天然繊維素材のコートに比べてシワに気をつかわなくてもよいでしょう。

●乾きやすくて耐久性に優れる ポリエステル素材のコートの中には家庭洗濯できるものも多いです。ポリエステル素材は水を吸いにくく乾きやすい上に耐洗濯性に優れているので、洗濯物が乾きにくい冬場でも扱いやすいです。洗濯する際には実際の取扱い表示に従って行うとよいでしょう。

●撥水性 濡れてもすぐ乾くという性質に加えて生地に撥水加工を施せば、撥水性により小雨程度の雨ならはじくことができます。

●変色しにくい ポリエステルは洗濯やクリーニングによる変色や太陽光による退色が少ないので、天然繊維と比較しても買った時のデザインや色柄を比較的長く楽しむことができるでしょう。

●虫害がない お気に入りの洋服が虫に穴をあけられた経験はありませんか。ポリエステルは石油由来の化学繊維のため、衣服など保管時に天然繊維の衣服で起こりがちな虫による被害がありません。

デメリットは静電気

ポリエステルはマイナスに帯電しやすい繊維で、ナイロンのようなプラスに帯電しやすい繊維と擦れると静電気が発生します。

下に示した図において、左側になるほどプラスの静電気が、右になるほどマイナスの静電気が発生しやすい素材です。なかでも、右端にあり、かつ吸湿率が低いポリエステル・アクリルは静電気が多い素材の代表です。

コートを着る機会の多い冬場は空気が乾燥していることもあり、静電気が一層起こりやすくなります。また、いろいろな素材を重ね着することも静電気が起こる原因です。

静電気の予防方法

デメリットである静電気ですが、適切に予防することで解消できます。

繊維同士の摩擦を減らす

静電気の予防には繊維同士が摩擦する頻度を減らすことが一番の対策です。例えば、洗濯するときに静電気防止効果のある柔軟剤を使用するなどの対策があります。静電気の原因や予防について詳しく知りたい方は次の記事も参考にしてみてください。

ポリエステルで静電気が発生するのはなぜ?原因と対策方法を詳しく紹介します 冬は重ね着をするので、ファッションの幅が広がり、外出が楽しくなる季節です。しかし、外出先でドアノブを触ったり、衣服を脱いだりしたときに、静電気がバチバチッとなった経験はないでしょうか。この記事では、ポリエステルの衣服で静電気が起こる理由と静電気を防ぐ方法について詳しく解説します。

おすすめのコート

ポリエステルのコート選びに迷っている人に、おすすめのコートをご紹介します。

帝人フロンティアの「ソロテックス」を使用した、ゆったりしたシルエットのアウターです。撥水性があるので、外出先で雨が降っても安心な商品。こちらの「ソロテックス」素材はシワになりづらいため、鞄からサッと取り出してすぐに着用できます。気軽に羽織れるアウターを探している人にも特におすすめのアイテムです。


まとめ

ポリエステル素材のコートを使うメリットは防シワ性や速乾性、撥水性、変色しない、虫害がないなど多くあります。デメリットは静電気が発生しやすいことですが、適切に予防すれば発生しにくくなるもの。ポリエステルの特徴を押さえてアウターを使ったコーディネートの幅を広げてみてはいかがでしょうか。

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