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【山登り用のズボンは素材にこだわれ!】その特徴から選び方まで

ハーフパンツでトレッキングに向かう男性

山登りといえば長く、ときには険しい道のりを歩いて頂上を目指すものです。そのため本格的な登山に出掛けるのであれば、適切な服装で万全の備えが大切ですよね。そんなとき、登山用品というとマウンテンパーカーやバックパックなどに目が行きがちですが、実はズボン選びも重要です。ズボンをしっかりと選ぶことで、下半身の快適さが山歩きの危険から守り、疲労を軽減してくれます。
そこで山登り初心者が知っておくべき登山ズボンの選び方を解説します。

登山ズボンに必要な5大機能+α

登山ズボンに求められる重要な機能には何があるのでしょうか。製品の検討に入る前に予習しておきましょう。

可動性

大きな段差やけもの道を歩く可能性もある登山。動きやすいストレッチ性のあるズボンがマストです。

撥水性

山の天気は変わりやすいものです。衣類が濡れてしまわないように、雨をよくはじく、水を通さない素材で濡れを防ぎましょう。

速乾性

雨に濡れると体が動きにくくなります。
濡れた衣類は体を冷やしてしまい、体力を奪ってしまいますので、すぐに乾く素材で体温の低下を防ぎましょう。

透湿性

通気性のよい素材を選んで、汗をかいても衣服の中を適度な湿度に保ちましょう。
トップス、ベースレイヤーの下に着るインナーの素材は透湿性を保つため、綿などの素材は避けポリエステルなどの化学繊維を選ぶようにしましょう。

耐久性

山道は時に険しいもの。枝や岩場に引っ掛けて服が傷んでしまう可能性もあります。
怪我をしないためにも、引っ掻き傷や擦れに強い素材を選び、安全な登山にしましょう。

冬の山へ行くなら

冬用の登山ズボンは防風性、保温性が高いものを選びましょう。ベースレイヤー(下穿き)にもこだわることで、快適な登山になります。

登山ズボン、素材の向き不向き

登山用のウェアとして好ましい素材とそうでない素材を紹介します。

登山では“綿“を避けるのが吉

綿(コットン)は登山には向かない素材です。着心地のよさが特徴ですが、濡れると断熱性は失われ、乾くのにも時間がかかるため、体温低下につながります。ただし、吸水性はいい素材なので、雨の心配がない夏の暑い日や標高の低い土地でのアクティビティには使えます。

ウール

ウールは登山用靴下などによく使われる素材です。綿と比較をすると水分吸収量は少なく、乾くのに必要なエネルギーも小さいです。ただし多少の重さがあり、肌にふれるとチクチクすることがあります。

ポリエステル

登山をはじめとするスポーツ用衣類全般によく用いられます。化学繊維の中では着心地が良く、汗を逃すことに優れており、ニオイ残りも少ないです。また断熱性にも優れるのでフリース素材などにも使われます。

ナイロン

軽量で丈夫なため、アウターによく使用されます。防風性や耐久性に優れますが、ストレッチ性は低いです。

登山ズボンの主な種類

登山ズボンは長さによって主に3種類に分けられます。

ロングタイプ

下半身全体を覆うロングタイプは、紫外線や虫さされ、ケガの防止に有効なので初心者にはオススメです。

ショートタイプ

可動性に優れているショートタイプはスピード重視の登山や、真夏の短距離コース向きです。肌の露出をなくす登山タイツとの併用が望ましいです。

コンバーチブルタイプ

膝で切り離しができる、ロングとショートの兼用タイプで通年利用が可能で、汎用性が魅力です。

山登り用タイツはどう選ぶ?選び方やそのメリットについてご紹介
山登り用のタイツやレギンスには、疲労を軽減する、身体の動きをサポートするなどの機能性があることをご存じでしょうか。身体への負担を減らしたり、身体を守ったりという目的ももちろん大切ですが、最近ではスタイリッシュな登山コーデにタイツやレギンスを取り入れている方も多くなっています。しかし、初めての山登りのためにタイツを新調しようとすると、どういったタイツを選ぶべきか、普通のタイツやレギンスとは何が違うのかなど、分からないことばかりですよね。今回はレベルや目的に合った山登りタイツの選び方と、それぞれのタイツのメリットについてご紹介していきます。


ロングパンツ、コンバーチブルパンツを選ぶ際のチェックポイント

前述したように、登山初心者には安全性を考慮したロングタイプの登山ズボンがオススメです。選ぶ際に確認しておきたい細部のポイントをお教えします。

ウエスト(ベルト有無)

ベルトなしでウエストサイズを調整できるベルト紐とバックルを内蔵したタイプがおすすめです。トイレの際も着脱が楽で、アジャスター機能付きであれば、多少の体型変化にも対応できます。

ポケット(数、容量)

登山では常に両手を開けておく必要があるので、よく使うものを収納しておくためのポケットは、数、容量ともに多い方が便利です。

裾(ドローコード)

ズボンの裾をすぼめるドローコードがついていると、雨の侵入をある程度防ぐことができます。

本格的な登山では、天候の急転など予測しない事態に直面することもあるので、機能性を持たせた専用のズボンを着用することをオススメします。備えあれば憂いなし、大自然には万全の備えで挑みましょう。この記事を参考にして素材からディティールまでこだわったお気に入りの一枚を選んでくださいね。

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