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洗濯物の干し忘れは洗い直さないと危険!干すタイムリミットも解説

忙しい毎日を過ごしているとつい忘れてしまう洗濯物。洗ったまま洗濯機の中で放置してしまった、なんて経験は多くの人が身に覚えがあるのではないでしょうか。

今回は洗濯物の干し忘れで生まれる悪臭の原因と、干し忘れた洗濯物をそのまま干せる「タイムリミット」について解説します。

洗濯物の干し忘れが臭う原因って何?

洗濯物を干し忘れると、衣類から独特な悪臭を感じることがありますよね。まずは、干し忘れのタイムリミットを調べる前に、悪臭の原因を探りましょう。

モラクセラ菌の繁殖

干し忘れた洗濯物からむわっとした嫌な悪臭が発生する主な原因は、雑菌の一種である「モラクセラ菌」の増殖が挙げられます。

この雑菌は屋内外の空気中や人や動物の身体、床や家具の表面などいたるところに存在する常在菌で、濡れた洗濯物に付着すると皮脂汚れや水分によって急激に増殖します。その過程で、「4-メチル-3-ヘキセン酸(4-Methyl-3-hexenoicacid:4M3H)」という物質を発生させるのですが、この物質こそが悪臭を生む原因なのです。

カビ・雑菌の繁殖

悪臭の原因はモラクセラ菌だけではありません。干し忘れた洗濯物は汚れや洗剤のカス、水分などでカビや雑菌が増殖しやすい環境になっています。それらのカビ・雑菌が増える過程でも、悪臭を生む物質が生成されてしまうのです。

洗濯物を干し忘れた時のタイムリミットは?

洗濯物の干し忘れと言っても、数時間から一晩まで色々ですよね。干し忘れた!と気づいた時、どのくらい経っていたら洗い直した方がいいのでしょうか。

雑菌の繁殖条件を意識しよう!

洗い直しのタイムリミットは雑菌の増殖条件を目安にしましょう。

洗濯物に付着した雑菌は洗い終わった瞬間から徐々に増えていきますが、湿度60~80%、温度20~30度の環境で爆発的に増殖します。この環境に近ければ近いほど、干し忘れた洗濯物を洗い直さなければならないタイムリミットも短くなります。

夏と冬でタイムリミットが変わる

大まかな目安となりますが、増殖条件を満たしやすい夏場は約1時間、反対に乾燥して寒い冬は2時間程度が干し忘れをそのまま干しても大丈夫といえるでしょう。もちろんそれぞれの家庭環境や冷暖房の状況によって異なるので、触ってみたときの感じや臭いで判断してくださいね。

シワや臭いを防ぐなら「洗い直し」がおすすめ

例え悪臭がしなくても、干し忘れて洗濯機の中に入れっぱなしだった衣類はシワがつきやすい状態です。また、干した直後は気にならなくても乾かしているうちに悪臭が発生する恐れもあります。

「干し忘れた」と思った時には、どのタイミングでもなるべく洗い直しをした方が衛生的にも身だしなみにも安心でしょう。ちなみに、その際には洗剤・柔軟剤をしっかり入れて洗い直してください。水だけでは、悪臭の原因になっている菌や汚れが落とし切れない恐れがあります。

洗濯物の干し忘れが臭くなったら……

洗濯物の干し忘れに注意しようと思っても、忙しい時はつい放置してしまうこともありますよね。もし洗濯物を干し忘れて衣類から悪臭が発生してしまったら、そのまま洗うだけでは臭いが落ちないかもしれません。

そういう時には沸騰したお湯の中に数分泳がせる「煮洗い」や、酸素系漂白剤と洗剤をぬるま湯に混ぜて衣類をつけておく「漬け置き洗い」で衣類の雑菌を退治しましょう。これらを行ってから通常の洗濯をすれば悪臭が取り除きやすくなります。
いずれの場合も、素材や取扱い表示をよく確認の上、実行しましょう。

まとめ:洗濯物の干し忘れはすぐに洗いなおそう

  • 干し忘れによる悪臭の原因はカビ・菌の繁殖
  • 夏は1時間以内・冬は2時間以内がタイムリミットの目安
  • 干し忘れはできるかぎり洗い直した方がいい。


洗濯物の干し忘れから起きる嫌な臭いはカビや雑菌の増殖です。臭いが発生するタイミングは季節や環境によって異なりますが、洗濯物を干し忘れてしまった時にはなるべくすぐに洗い直して、風通しがよく乾燥した場所に干しましょう。

干し忘れをしやすいという人はアラームやタイマーをかけておく方法もおすすめです。干し忘れを無くして、いつでも清潔で快適な衣類を身に付けましょう。

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