旅行で使える服の圧縮袋の選び方とは?使い方と注意点を解説

旅行の荷造りで頭を悩ませる衣類選び。あれもこれもと選んでいると、あっというまにバッグやスーツケースがパンパンになってしまいますよね。中には無理やり押し込んだあげく、荷物が入らなくなってしまったり、お土産の荷物を入れるスペースがなくなってしまったりという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
どうしても外せない荷物がある場合は、最後には衣類をあきらめるしかありません。でも、本音はせっかくの旅行だからおしゃれコーデをたっぷり楽しみたい……。そこでおすすめしたいのが、衣類用の圧縮袋。今回は、その選び方や注意点についてくわしく解説していきます。
そういった選択肢の多さから、おすすめ人気ランキングを見ても、どこがどう違うのかピンとこない人もいるでしょう。そんなときに基準となるチェックポイントをご紹介します。
厚みがでることも考えて、薄めの衣類はSサイズに、厚めの衣類はLサイズに、といった使い分けも必要です。
迷ったときは、複数のサイズがセットになったものを購入して自宅で試してみましょう。種類が多ければ、それだけいろいろな衣類に対応しやすくなります。
あまり薄い素材では、移動中にバッグやスーツケースのなかで破れるおそれがあります。いったん破れると、空気が入って使い物になりません。
また素材が丈夫だということは、それだけ衣類をしっかり圧縮できるというメリットも。その点もふまえて、できるだけ厚みのある商品を選ぶようにしましょう。
スライダーがないと端から手で閉じていくことになるので、思いのほか手間がかかってしまいます。旅行先では時間が限られているので、できるだけ手早く収納できるものを選ぶようにしましょう。
また、スライダーには密閉度をより高くするというメリットもあります。基本的に最近の商品にはスライダーがついているケースもありますが、購入前によく確認しておきましょう。
ここでは、それぞれの使い方とともにその特徴も見ていきましょう。
衣類を圧縮袋に入れたら、あとは手で押さえながらくるくると丸めていくだけ。抜けた空気は逆流しないようになっているので、簡単に圧縮できます。何度か試してコツを覚えられれば、旅行先でも短時間で収納できますよ。
旅行先では掃除機を用意するのが難しいので、手動用のポンプが付属しているものを使うようにしましょう。
チャックを閉めるだけで、空気を抜く必要はありません。ただし、その分だけ圧縮する力は弱くなってしまいます。
頻繁に出し入れする衣類などを入れておくのに向いています。
旅行に出かける前に以下の注意点はチェックしておきましょう。
たとえば、綿や麻などはしわができやすく、型崩れを起こしやすい素材です。また、ダウンは圧縮によって羽が折れ、せっかくのふんわり感を失ってしまうこともあります。こうなると、元には戻すことができません。そのため、気になる衣類は、別の方法に分けて収納することをおすすめします。
また、ワイシャツやワンピースなどの入れるときには圧縮袋に1~2cmのスペースの余裕を作っておきましょう。そのほうが空気は逃げやすく、密閉度も高まります。その次に入れる衣類は、最初よりさらに小さめにたたむのがコツです。万が一しわをつけたくない衣服にしわができてしまった場合に備えて「シワ取りスプレー」なども持参しておくと安心ですね。
ただし、濡らしすぎはカビやダニの原因になるので注意してください。乾かせば基本的にその心配はありませんが、どうしても気になる場合はシリカゲルや脱酸素剤なども入れておくとよいでしょう。
圧縮袋を使わない収納方法についてはこちらの記事でくわしく紹介しているので、ぜひそちらも参考にしてください。
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どうしても外せない荷物がある場合は、最後には衣類をあきらめるしかありません。でも、本音はせっかくの旅行だからおしゃれコーデをたっぷり楽しみたい……。そこでおすすめしたいのが、衣類用の圧縮袋。今回は、その選び方や注意点についてくわしく解説していきます。
Contents
圧縮袋の選ぶ基準
圧縮袋といっても、チャック付きポリ袋のようなものから、ジップロックのようなものまで、さまざまな種類があります。購入できるお店も100円ショップや、ホームセンター、ネット通販で多くの商品が販売されています。そういった選択肢の多さから、おすすめ人気ランキングを見ても、どこがどう違うのかピンとこない人もいるでしょう。そんなときに基準となるチェックポイントをご紹介します。
その1:衣服に合わせたサイズを選ぶ
圧縮袋のサイズは、衣類を畳んだときの大きさに合わせて選びます。大きすぎるとかさばるうえに、シワができやすくなるので気をつけてください。厚みがでることも考えて、薄めの衣類はSサイズに、厚めの衣類はLサイズに、といった使い分けも必要です。
迷ったときは、複数のサイズがセットになったものを購入して自宅で試してみましょう。種類が多ければ、それだけいろいろな衣類に対応しやすくなります。
その2:圧縮袋に厚さのあるものを選ぶ
圧縮袋は、商品によってその素材もさまざま。あまり薄い素材では、移動中にバッグやスーツケースのなかで破れるおそれがあります。いったん破れると、空気が入って使い物になりません。
また素材が丈夫だということは、それだけ衣類をしっかり圧縮できるというメリットも。その点もふまえて、できるだけ厚みのある商品を選ぶようにしましょう。
閉じやすいものを選ぶ
閉じ口にスライダーがついていると、収納がとてもスムーズになります。スライダーがないと端から手で閉じていくことになるので、思いのほか手間がかかってしまいます。旅行先では時間が限られているので、できるだけ手早く収納できるものを選ぶようにしましょう。
また、スライダーには密閉度をより高くするというメリットもあります。基本的に最近の商品にはスライダーがついているケースもありますが、購入前によく確認しておきましょう。
タイプ別の圧縮袋の使い方
圧縮袋のタイプは、おもに空気の抜き方によって分けられます。ここでは、それぞれの使い方とともにその特徴も見ていきましょう。
手で空気を抜くタイプの圧縮袋
手で空気を抜くタイプの圧縮袋は、収納の手軽さが最大のメリットです。衣類を圧縮袋に入れたら、あとは手で押さえながらくるくると丸めていくだけ。抜けた空気は逆流しないようになっているので、簡単に圧縮できます。何度か試してコツを覚えられれば、旅行先でも短時間で収納できますよ。
バルブタイプの圧縮袋
バルブタイプの圧縮袋は、掃除機や手動のポンプなどを使って空気を抜くタイプです。バルブは空気が逆流しないようになっているので、最後までしっかり空気を抜くことができます。旅行先では掃除機を用意するのが難しいので、手動用のポンプが付属しているものを使うようにしましょう。
チャックタイプの圧縮袋
チャックタイプは、手早く収納するのに便利な方式の圧縮袋です。チャックを閉めるだけで、空気を抜く必要はありません。ただし、その分だけ圧縮する力は弱くなってしまいます。
頻繁に出し入れする衣類などを入れておくのに向いています。
圧縮袋の注意点
圧縮袋はとても便利なアイテムですが、使い方によってはかえってデメリットになる場合もあります。旅行に出かける前に以下の注意点はチェックしておきましょう。
「しわ」になるものか判断
衣類の素材によっては、圧縮によってダメージを受けるものもあります。たとえば、綿や麻などはしわができやすく、型崩れを起こしやすい素材です。また、ダウンは圧縮によって羽が折れ、せっかくのふんわり感を失ってしまうこともあります。こうなると、元には戻すことができません。そのため、気になる衣類は、別の方法に分けて収納することをおすすめします。
圧縮のしすぎに注意
あまり薄く圧縮しすぎると、衣類にしわができてしまいます。とくに、長期間の出張などで収納したままにしておくと、繊維が折れて元に戻らなくなってしまいます。圧縮するときは力を入れすぎず、ゆっくり押しながら空気を抜いていきましょう。だいたい、元の3分の1程度の厚さにするのが目安です。また、ワイシャツやワンピースなどの入れるときには圧縮袋に1~2cmのスペースの余裕を作っておきましょう。そのほうが空気は逃げやすく、密閉度も高まります。その次に入れる衣類は、最初よりさらに小さめにたたむのがコツです。万が一しわをつけたくない衣服にしわができてしまった場合に備えて「シワ取りスプレー」なども持参しておくと安心ですね。
ホコリを拭き取っておく
衣類を収納する前に、固くしぼったタオルなどで圧縮袋の中を拭いておきましょう。ホコリが取れて、空気が抜けやすくなります。チャックがついている場合は、チャックも拭くことでより密着性がアップします。ただし、濡らしすぎはカビやダニの原因になるので注意してください。乾かせば基本的にその心配はありませんが、どうしても気になる場合はシリカゲルや脱酸素剤なども入れておくとよいでしょう。
まとめ:圧縮袋を活用しておしゃれを楽しもう
- 衣類のサイズに合わせて丈夫なものを選ぶ
- 手で空気を抜くタイプが手軽でおすすめ
- 圧縮による衣類のダメージに注意
圧縮袋を使わない収納方法についてはこちらの記事でくわしく紹介しているので、ぜひそちらも参考にしてください。
旅行中にできる服のしわはたたみ方次第!?収納方法から予防方法まで解説! 海外や国内旅行のとき、スーツケースに入れた服が「しわ」だらけになってしまった経験はありませんか?実は、たたみ方や収納方法が重要なのです。今回はしわを防ぐ収納方法や旅行先でしわを伸ばす方法、しわになりにくい服の素材などをご紹介します。ご紹介する方法で、「しわ」に悩まない旅行を実現しましょう。
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