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意外な盲点?衣類に害虫が発生する理由とその対策

気がつくと「大切な衣類に穴が空いていた」という経験はありませんか?それは、もしかしたら衣類についた害虫が原因かもしれません。害虫被害を防止するためにはタンスやクローゼットにしまう時の適切なお手入れが大切です。

そこで今回は、衣類に害虫がつく原因と対策について解説します。

衣類につく害虫を気にしていますか?

お気に入りの衣類も穴があいてしまうと台無しです。しかし普段から害虫がつくことを気にしている人は意外と少ないのではないでしょうか。穴あきを防ぐためには、日頃から害虫対策を行っておくことが大切です。

害虫は衣類の天敵

衣類の害虫といってもどのような害があるのでしょうか。主な害虫の種類とともにご紹介しましょう。

虫食い穴の原因

害虫による主な被害は、害虫が衣類を食べることで発生する虫食い穴です。場合によっては、1シーズンで虫食い穴があき、衣服が着られなくなってしまうこともあります。

主な害虫の種類

日本に生息する主な衣類の害虫は「イガ」「コイガ」「ヒメカツオブシムシ」「ヒメマルカツオブシムシ」の4種類。いずれの害虫も屋外ではハトやスズメ、ツバメの巣などに生息していることが知られています。成虫は衣類を食べませんが、幼虫の時期には衣類を食べて虫食い穴を発生させるのが原因です。

害虫が発生する理由

それではなぜ衣服に害虫が発生してしまうのでしょうか。害虫が発生するプロセスを説明していきます。

外からの侵入

害虫は最初からタンスやクローゼットの中にいるわけではありません。例えばヒメマルカツオブシムシは白色や淡色の花に集まる習性があります。この習性から白い服や白いシーツにも飛来して、付着することが知られています。屋外で付着した害虫に気づかないまま部屋に入ってしまうと、害虫の侵入を許すことになります。

衣類での産卵や孵化

侵入した成虫は暗所を好むため、クローゼットやタンスの中に移動します。その後、衣類に産卵して幼虫が孵化。幼虫が衣類を食べ、虫食い穴を発生させるのです。

害虫被害の防止方法

害虫被害を防止する方法について、日頃からできるケアを6つご紹介します。1つでも対策をしておくことで、害虫が発生する可能性を大きく下げられます。

ブラッシング

害虫被害を防止する一番の方法は害虫を屋内に侵入させないこと。屋外に干した洗濯物を取り込む前や、外から帰ってきた後に衣類にブラッシングをすることで付着した害虫を落とせます。多少の手間に感じますが、小まめなブラッシングを習慣にすると害虫の侵入防止に効果的です。

汚れを落としてから保管する

侵入した害虫がクローゼットやタンスの中で生きていくための栄養分を除くことが大切です。特に衣服についた汚れは害虫の餌になるため、汚れを十分に落としてから保管するようにしましょう。

クローゼット内の小まめな掃除

汚れと同様に虫の死骸なども害虫の栄養分になります。普段あまり開かないクローゼットでは、いつの間にか入り込んだ虫が死んでいることもあります。小まめにクローゼット内を掃除したり、換気したりすることが大切です。

防虫剤を使う

部屋の中に侵入した害虫はタンスの奥など狭い場所に入り込むため、見つけることが難しいもの。そんな場合には防虫剤を使って駆除する方法が有効です。市販されている防虫剤にはさまざまな種類があり、使用方法も異なっています。製品の取扱説明書を読みながら適切に使いましょう。防虫剤は一度だけではなく、定期的に使用することが重要です。

湿気がこもらないようにする

害虫は適切な温度・湿度の環境下で活発に繊維を食べる特性があります。特に25~30℃、湿度50~80%の高温多湿の環境が好まれ、7月~9月は虫食い穴が発生しやすい時期といえます。

また、クローゼットやタンスの中は湿気がこもりやすく、害虫が好む環境が整いやすい場所です。定期的に換気をして、空気がこもらないようにすることが大切です。

衣類の素材にも気をつかう

衣類の素材によっても害虫被害の発生しやすさが異なります。圧倒的に被害が発生しやすい素材は、動物性タンパク質で構成される繊維のため害虫にとって格好の餌となる羊毛(ウール)。ナイロンやポリエステルなどの化学繊維は害虫被害が少ない素材として知られています。

まとめ

この記事では衣類につく害虫の被害や対策についてご説明しました。害虫が室内に侵入することによって衣類が食べられ、虫食い穴になります。害虫対策としては室内に侵入させないことや、餌となる汚れ・虫の死骸を駆除することが挙げられます。その他にも、害虫が発生しても食べられにくいように湿度を調整したり、衣服の素材に気をつけたりする方法も。お気に入りの衣類を長く着るためにも、害虫対策を定期的に続けていきましょう。

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