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その方法で大丈夫? 正しい衣類の保管方法と注意点を解説します

引越しした後や衣替えの時期など、衣類は正しい方法で保管できていますか?保管の方法が間違っていると、カビや虫食いが発生して、二度と着られなくなってしまうことも…。

そこでこの記事では、衣類の保管方法について解説しています。正しい保管方法を身につけて、お気に入りの衣類を長く楽しみましょう。

衣類は正しく保管しよう

衣類にカビや虫食いが発生することは知っていても、具体的な正しい保管方法は意外と知られていないもの。カラーボックスや段ボールの中に放り込んだまま…という方も多いのではないでしょうか。間違った保管方法ではカビや臭い、虫食いが発生することもあります。

保管前のお手入れ方法

正しい衣類の保管方法の第一歩は「保管前」にあります。いくら保管方法にこだわっても、保管前のお手入れが不足していれば意味がありません。具体的なお手入れ方法を詳しく説明していきます。

クリーニングや洗濯で汚れを落とす

衣類についた汚れを放置しておくと、カビや虫が発生する原因につながります。保管前にはクリーニングや洗濯で汚れを確実に落としましょう。また、洗濯した後は乾燥機や天日干しで乾燥させることも大切です。水分が残ったままでは保管場所に湿気が籠ることになり、カビや臭いが発生してしまいます。

ドライクリーニングに出した物はビニール袋から出して保管しましょう。

保管場所を清掃する

クリーニングや洗濯で汚れを落としても、保管場所が汚れていたら意味がありません。保管前に限らず、定期的に保管場所を清掃しておくことが大切です。

保管場所を選ぶ時のポイント

衣類の保管場所はどんな場所が適しているのでしょうか。選ぶ時のポイントを説明していきます。

湿気がこもらない場所

湿気がこもるとカビや臭いが発生する原因になるため、一番注意しておきたいポイントです。屋内でもお風呂場や水回りから離れた位置を保管場所に選ぶとよいでしょう。天気の良い日は保管場所の扉を明け、定期的に空気の入れ替えをすることも大切です。

日焼けしない場所

繊維は紫外線で劣化するものです。ひどい劣化が生じた場合には黄ばみ・変色を起こしてしまうこともあります。保管する場所には、日光に当たらない、うす暗い場所を選びましょう。

保管する方法

正しい衣類の保管方法は、実は生地の種類によっても異なってきます。生地の種類にあった正しい保管方法を見ていきましょう。

生地に合った保管方法を選択する

吊るして保管する 生地が織物の場合には型崩れしにくいため、ハンガー等で吊るして保管できます。保管時のたたむ手間がかからず、簡単です。織物はジャケットやYシャツ、コートなどに多く用いられています。

たたんで保管する 型崩れしやすい編物生地の場合には、たたんで保管しましょう。編物の生地はTシャツやポロシャツ、セーターなどによく使われ、伸縮性に富んでいることが特徴です。

注意すべきポイント

衣類を保管するときには、洋服を詰め込みすぎない、除湿剤を使うなどの注意点もあります。各注意点について詳しく説明します。

洋服を詰め込みすぎない

洋服の間隔を詰めすぎると風通しが悪くなり、湿気がこもる原因になります。適度な間隔をあけて、保管することが大切です。

除湿剤を使う

風通しに気をつかうことは大切ですが、除湿剤も併用して確実に湿気を除去しましょう。また、メーカーにもよりますが、長くても半年~1年以内には除湿剤を交換する必要があります。繰り返し使える除湿剤「ベルオアシス 乾っとソフトパックドライ」もおすすめです。

たたみシワを予防する

たたんだ時のシワにも注意しておきましょう。たたみシワを予防するには次のような方法があります

・ロールケーキ式で丸めてたたむ
・事前にアイロンをかけておく
・除湿剤で湿気を確実に取る

以下の記事で詳しく説明しているため、ぜひ参考にしてみてください。

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また、衣類の素材を確認しておくことも大切です。コットンや麻などの天然繊維は湿気を吸うとシワになりやすいため、特に注意しておきましょう。ちなみにポリエステルのような繊維は疎水性があるため、湿気の影響をうけにくい素材です。

まとめ

この記事では衣類を保管するときの方法や注意点について解説しました。主なポイントは、保管前に汚れを落とすこと、湿気がこもらない場所に保管すること、生地にあった保管方法を選ぶことの3点。特に湿気はカビや臭いのもとになるため、保管前から保管後まで確実な対策が必要です。保管方法には注意して、大切な衣類を長く着ていきましょう。

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