最近では屋外で人と人と距離を取りながら楽しめるアウトドアレジャーの人気が高まっています。特に、キャンプが大きく注目されているため、新しく始めた人も多いのではないでしょうか。しかし日本は世界的に見ても降水量が多い地域のため、アウトドアには雨対策が重要です。

そこで、今回はアウトドアレジャーの雨対策に最適なレインブーツについて解説します。

レインブーツでアウトドアレジャーを楽しもう

屋外に出る機会が多いアウトドアレジャーには急な雨がつきもの。「スニーカーを履いていたけれど雨水がしみ込んで靴下まで濡れてしまった」という経験をした人も多いのではないでしょうか。レインブーツは雨が降っていても降っていなくても履けるアイテムです。一足持っていれば雨を気にせずにアウトドアレジャーを楽しめるでしょう。

レインブーツとは？

そもそも、レインブーツとはどのようなアイテムを指すのでしょうか。

ファッション性の高い長靴

レインブーツとは雨の日にも履ける防水性のあるブーツのことを指します。雨の日のブーツというと長靴を思い浮かべますが、レインブーツはファッション性も考えられていることが特徴です。

長靴の場合は雨が止んだ後には履き替えたくなりますが、レインブーツは履いたままで過ごせるのです。近年、人気が高まっているアイテムで、レインブーツを履く人が増えてきています。

アウトドアレジャーでレインブーツが良い理由

実はレインブーツとオートキャンプや沢遊びに代表されるアウトドアレジャーはとても相性が良いのです。その理由をご紹介します。

急な雨対策

レインブーツはファッション性が高いので、雨が降っていても降っていなくても履いていられます。山の天気は変わりやすいと言いますが、レインブーツを履いていれば天気の心配をする必要はありません。アウトドアレジャーには最適なアイテムといっても過言ではないでしょう。

雨上がりにも

アウトドアレジャーでは雨が止んだからといっても安心はできません。雨でぬかるんだ地面や草木についた水滴に注意が必要です。防水性の低いシューズでは、ぬかるんだ地面や濡れた草木の上を歩いているうちに水が浸入し、靴下までびしょ濡れになることも。レインブーツを選んでおけば雨の後でも快適に過ごせます。

レインブーツの選び方

レインブーツにはさまざまな種類が販売されているので迷う人も多いかと思います。選ぶときには次の3つのポイントを押さえてみてはいかがでしょうか。

丈

レインブーツは主に丈によって種類が分けられますが、それぞれにメリット・デメリットがあります。使用する環境に合わせて適切な丈を選ぶことが大切です。

・レインシューズ 丈が短くスニーカーに近いのでコーディネートの幅が広いことが特徴。その反面、丈が短いので水しぶきや水滴がブーツ内に入ることもあります。グランピングなどの整備された場所でのアウトドアにおすすめです。

・レインブーツ（ショート丈） くるぶしの上まで保護できる丈で、レインシューズよりも足元の防護効果が高い種類です。またレインブーツ（ロング丈）と比べても歩きやすいこともメリットの一つです。

・レインブーツ（ロング丈） 長靴に近い形状で、深い水たまりや川に入る場合でも使用できます。ただし、レインシューズやレインブーツ（ショート丈）よりも歩きにくいことが難点です。整備されていない森林や川遊びに向いています。

素材

レインブーツには長靴と同じように天然ゴム・合成ゴムを素材に使った製品が多くあります。それぞれの素材の特徴は一長一短なので、どのような状況を重視するかで選ぶことが大切です。

・ゴム素材 フィット感が高く疲れにくいですが、経年劣化でヒビが入ったり割れたりすることがあります。

・ポリ塩化ビニル（PVC）素材 ゴム素材よりも耐久性が高いので長く使えます。低温時には非常に硬くなるため、寒い日や雪の日には気をつけましょう。

・エチレン酢酸ビニル（EVA）素材 軽量で劣化しにくい特徴を持ち、寒い場所でも硬くなりにくいことが利点。しかし高温や熱の影響を受けると変形する可能性があるため注意が必要です。

・その他 撥水加工を施したレザー素材の製品であれば、通常のブーツと同じような見た目でコーディネートの幅が広いので普段使いも視野に入ります。また透湿防水生地でできた靴には通常のブーツと遜色ないデザインのものも。見た目を重視する場合にはこれらの素材が最適です。

デザイン

レインブーツは高級感の溢れるデザインや可愛らしいデザイン、無地などさまざまな製品が販売されています。上記で紹介した丈や素材で製品を絞り込んだら、最後は自分のキャラクターやイメージに合わせて好みのデザインを選んでみましょう。

まとめ

レインブーツはファッション性の高い長靴のことを指し、急な雨対策として有効なアイテムです。選ぶ時には丈や素材を中心に絞り込み、最後は自分に合ったデザインを選ぶことが大切です。せっかくのアウトドアレジャーの日に雨が降ると憂鬱な気分になりがちですが、お気に入りのレインブーツで楽しく過ごしましょう。