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身も心も軽やかに!キャンプで快適に過ごせるパッキング術とは?

海辺のキャンプ

キャンプには、テントやシュラフ、日用品、食料などたくさんのアイテムを持って行きます。そこで問題なのが、収納方法です。理想は適度な大きさのリュックに必要なものをキレイに収めることですが、なかなか効率的に荷物をつめていくのは難易度が高いものです。

そこで今回は、リュックの中に荷物を収納するためのパッキングについて、基本から応用テクニックまで、まとめて解説していきます。

パッキングの基本を押さえよう

まずはパッキング術の基本を学びましょう。荷物を入れる順番や、どこに何を入れるといいのかを知っておくと、今まで以上に効率的な荷物のしまい方を習得できるはずです。

使わないものは下の方に入れよう

リュックの一番下には使用頻度が低いものを入れましょう。すぐに使わないアイテムを上の方に入れてしまうと、本当に必要なものを取り出すときに、邪魔になってしまいます。

例えば、宿泊のときにしか使わないテントやシュラフ、翌日用の着替えなどは、すぐに取り出せなくても問題ありませんよね。また、これらの柔らかいものを一番下に入れておくことでクッション材の代わりにもなります。

重いものは背中側に入れよう

リュックの中で重量が分散してしまうと、身体に余計な負荷がかかり疲れやすくなってしまいます。重いものをまとめてリュックの背中側に入れると荷物が安定し、腰への負担が軽減できます。

アイテムの例を上げると、飲食料や調理器具、ガス類などです。事前に持っていく荷物をリストアップして、重いものと軽いものを仕分けしておきましょう。

よく使うものは上の方に入れよう

登山やキャンプの途中、スムーズに取り出して使いたいアイテムは、リュックの上のほうに入れておいてください。特に防寒具や雨具などは、緊急性が高いアイテムです。もしかしたら、自分以外の誰かに荷物を取り出してもらう可能性もあるでしょう。これらのアイテムは取り出しやすく、誰が見ても分かりやすい場所にしまっておくのがおすすめです。

ポケット・ウエストバッグにはすぐ使うものを!

キャンプのときに、使う頻度の高いアイテムは意外に多いものです。たとえば携帯電話や地図、救急用品などは使用頻度が非常に高いので、いちいちザックから取り出すのは面倒ですよね。
こういったすぐに使う小物類はリュックの外側のポケットやウエストポーチなどにしまっておきましょう。ただし、リュックにはポケットがたくさんあるものも多いので、どこに何をしまったのか忘れないように注意してください。

たっぷり詰め込めるパッキングのコツ

続いて、パッキングの応用編です。以下のようなコツを取り入れることでよりたくさんの荷物を無理なく収納できるので、意識して行ってみましょう。

重ねられるものは重ねる

キャンプ用の食器は、重ねて収納できるように作られているものが多くなっています。重ねられるようにできていないものでも、袋に入れたり収納方法を工夫したりすることで、コンパクトにまとめられます。荷物が用意できたら、それぞれのアイテムをどのくらい小さく収納できるか考えてみましょう。取り出しにくくならないよう適度に重ねるのがポイントです。

荷物はなるべく小分けにしよう

リュックにたくさんの荷物を詰め込むコツは、隙間を有効活用することです。そのためには、荷物をなるべく小分けにして巾着袋やポーチでまとめておくことがポイント。着替えを1回分ずつ小分けにするなど、隙間を埋める工夫をしましょう。

防水対策にはジップロックが便利!

濡らしたくない荷物がある場合は、ジップロックのような密閉式の袋を活用しましょう。しっかり閉めておけば、中に水が入り込む心配のない便利なアイテムです。透明で中を確認しやすいので、取り出したいものを見失うこともないでしょう。

突然の雨でリュックが浸水してしまったときでも大切な荷物を守れるように、あらかじめ防水対策を整えておきましょう。

まとめ:パッキングスキルを上げて快適なキャンプライフを!

  • パッキングの基本は下からあまり使わないもの、良く使うものの順番で入れよう
  • 重いものを背中側に入れて、隙間を無くすことで荷物が安定して歩きやすくなる
  • 小分けにして、隙間なく収納しよう
リュックの中が整理整頓されていると、現地での出し入れがとてもスムーズに行えます。パッキングの方法ひとつで使い勝手は大きく変わるので、今回の記事を参考にして自分流パッキング術を編み出してみましょう!

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